アブキンの語源、水底に泳いで行く、両棲類、蛙

「緑色の」水棲動物の名前を「kawadw=
カワヅ」と言うのはヒエログリフ由来の名前
と前に述べました。カワヅの別の名前は蛙
です。「カエル」には「水中に入って行き
後で陸に」「帰って来る=かえる」意味も
ある事が分かりました。「蛙」は両棲類で
すので「カエル=蛙」にピッタリの名前で
す。ただし「蛙=カエル」では本当の意味
分かりません。沖縄方言の「アタビー」や
「a-tabi=アタビ」チャーが分かって初めて
「両棲類」の意味が分かります。人間が「水
の中に入って行く、水底に辿り付く」と「溺
れる」と言います。蛙が「水中に行く、潜る」
事が「溺れる」の原義で、それに例えた表現
が「溺れる」と推測されます。「溺れる」の
名護方言は「abxn=abuxin=アブキン」です。



 ヒエログリフのアルファベット表記
 は次の通りです。




 ヒエログリフ  日本語    英語



 abxn      蛙     frog

         

 wADw      緑の      green
           顔料      pigment


           緑の     green
           鉱石     mineral
          (緑色の   (used to
           目の      to treat
           化粧品    eye
            の原料)  conditions)


           緑の目    green
            の色の    eye
           塗料      paint
           
         
         
Middle Egyptian Dictionary
Mark Vygus
(11mb - updated April 2015)
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