お家を出るの語源、独り立ち、離婚する、一人になる

 今まで家族と一緒に住んでいたが、
急に「一人」で生活する場合がありま
す。 幾つかのケースが考えられます
が、基本的な意味は「一人」です。子
が大きくなり、大学に行くと、間借する
ケースも出て来ます。 「一人」で生活
します。離婚されて子供は置いていけ
と言われて「一人で」出て行く女もいる
でしょう。 元の妻は、やむを「得ず=
edu」「一人で」暮す事になります。お家
を「de'lu=出る」事は「一人」を表すと考
えられます。会合が終わると「それぞれ
=一人一人」が、自分の家に向います。
そういう状態を散り「散り=dili」バラバラ
になると言います。以前に「sang dili=
zang gili=ザンギリ」頭、イガグリ頭の
男は「独身」だと述べた事があります。



 アッカド語とシュメール語のアルファベット
 表記は次の通りです。


 アッカド語    日本語     英語
 シュメール語
(大文字表記)



 e'du        やむを       to be
           得ず出て      alone
           行く




           一人だけ      to be
           いる         single







 de'lu       出る        single


           独身で       to be
           ある         single


           一人だけ      to be
           いる         alone


  注: e'du と同じ意味




 DILI        一つ        single

           独身で       to be
           ある         single


           一人だけ      to be
           いる         alone



 SANG       頭         head



 SANGDILI     ザンギリ頭、   batchelor

            独身        single





Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France





The Pennsylvania
Sumerian Dictionary