取っ払うの語源、一番上や外側の物を外す、ウッピ 2

人間が出来る動作を見ると一つづつ
少しづつ同じ動作を繰り返し「増やす」
か「減らす」事です。 そういう訳で
真ん中にある物をいきなり動かせません。
減らす場合には「外側の部分」を「削り
取って」「減らして」いきます。 この
は「t-oppa=取っぱ」らうとも言います。
取っ払うの中に「外側、最大の量」の意味
が含まれていると推測されます。「tobu=
飛ぶ」の名護方言は「tubu=トゥブ」ン
です。地上から離れる事が「飛ぶ」事です。
高跳び等の記録は水平になっているバーを
飛び越える動きです。飛び越せた時には、
その高さを「toppa=突破」したと言い
ます。突破と取っ払うは同じ音と同じ
意味が含まれています。同じ語源から
派生した言葉と見なして良いでしょう。
「toppa=突破」の沖縄方言式発音は
「tuppa」になります。人間は相手の体
の中にいきなり触る事は出来ません。
「外側に」触ります。相撲取りが相手に
強く当る方法の一つが「tuppa=突っ張」
りです。


 アッカド語とシュメール語のアルファベット
 表記は次の通りです。



 アッカド語    日本語     英語
 シュメール語
(大文字表記)



 UPU      表面積     a unit of
         を計る      surface
         基準の     measurement
         単位





 ubu      表面積     a unit of
         を計る     surface
         基準の     measurement
         単位


     注: シュメール語の UPU に相当





The Pennsylvania
Sumerian Dictionary