アーフン・チル、合わす為に態々働きかける

 一つの生地と別の生地を「くっ付ける」
為に二つの生地の一部を「合せる」必要
があります。服を縫う時には生地と生地
を「合せる」事は簡単でしょう。人に「合せ
る」事は簡単ではないでしょう。苦労する
場合が多いと思われます。「必要=態々
働きかける」になるでしょう。「合せる」
の名護方言は「arf=arfu=アーフ」ン
です。結婚適齢期の二人を「合せる為に、
合せると言って」やって来たと言う親戚
の叔父や叔母が昔はいたようです。この
表現は「arf ntiru=アーフンチル=アー
フンリチ」「チャン=やって来た」と
変化したと推測されます。




 ヒエログリフのアルファベット表記
 は次の通りです。


 ヒエログリフ 日本語    英語 




    arf        合せる       to combine

              包む(風呂敷)   to wrap

              囲む、中に入れる  to enclose

              入れる       to contain

              袋、バッグ     bag


    arft         巻いた       wrapped


              シールを      sealed
              貼った


    arf nTr        織物        textile

              生地        fabric

  






Middle Egyptian Dictionary
Mark Vygus
(11mb - updated 2015)   
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