ナムは海の神、エアは水に関係がある神

各国に残る「神話」や古い言葉の素晴しさ

に気づきました。魚の名前を聞く時に「その

魚の名は何と言うの」と聞きます。名護方言

では、その「大きな魚」は「nu'nu=ヌーヌ」

「イユー=魚」「ガルー=大きい」と言って

聞きます。 「魚」のような「水棲動物」は

「nina=蜷」のように「na」行音を含むよう

です。アッカド語では「nu'nu=魚」です。

これだけは知っていましたが、今日は「水」

メソポタミア神話の「神」を表す事を知り

その名前が「na」行音や「an」を含んでいる

事が分りました。その名前がインドネシア語

にもマレー語にも残っている事に気づきまし

た。 「na」行音の神の名前にはシュメール

神話では「海の神」 Nammu(Namma) がいて

「天地=An-Ki」を産んだ事になっています。

「水が命を支える大事な物質」で神格化され

て「Apsh」の名がついているようです。「水」

の中に生きる生物が「nu'nu=魚」である事

は「水=air → ba'' ir=漁師」や「水=air

ba'' a'ru=漁をする」事でも分ります。この

言葉がアッカド語だけでなくインドネシア語

やマレー語にも含まれている事が分ります。

都市の守護神「エア」は「泉、水、流れる水」

と関係あるそうです。日本にある「kama=蒲」

鉾もアッカド語由来の言葉と推測されます。


 アッカド語とヘブル語、シリア語、マレー語
 のアルファベットは次の通りです。


 アッカド語  日本語   英語
 ヘブル語 (H)
 シリア語 (S)
 ツイター (T)
 マレー語((M)


 air M)  水    water


 air (M)  小水   urine,
 kencing 小水   piss


 kucing   (M)  猫     cat



 nu'nu   (A) 魚    fish



 ba' ' ir  (A) 漁師   a fisherman
 nu'ni       漁夫



 ba' a'ru  (A) 漁や猟り   to go
          をする    for hunting,
                  to hunt   


 kama'   (A) 蒲鉾   fish
 nu'ni             cake






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