なさるとするの語源、神と人間の違い

  どうして、ある事を自分や周囲の人が為す場合

は「sulu=する」と言い、位の高い人が為す時には

「為さる=na-salu」と言うのでしょうか。 「sulu」の

否定、逆が「salu」ですので、「salu=普通の人では

無い、位の高い人や神がする事」と推測されます。

「為さる」は「為=salu=神の行い=地位の高い人

の行い、地位の高い人の為に行う自己犠牲の行い」

と推測されます。宣教師たちが、最高権力者、時の

総理大臣に匹敵する人、豊臣秀吉を「salu=さる」と

言っていた理由が分ります。どこの国でも時の絶対

権力者には「心を捧げる」と誓うでしょう。「忠誠心」

を示す必要があると推測されます。



 アッカド語のアルファベト表記
 は次の通りです。


 アッカド語  日本語    英語



 shalu'    心を王に   heart
         捧げた、  devoted to
         忠誠心   king  
         
         完全に   to give 
         自己を   self 
         与える   entirely



Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de Fdance