触らぬ神に祟りなしの語源、乞食に恵んでやるな、ひっきりなし来るぞ

  触らぬ「神」に祟りなしは、自分より「権力がある、

地位が上の人」からは遠ざかれと感じるのが普通だと

思われますが、逆のようです。 自分より遥かに下の

貧しい人、乞食に恵みを施すと、この人は優しい人だ

と気づかれ、一度恵みを受けたのを覚えて、繰り返し

何度もやって来るぞ、その後はうるさく付きまとわれ

るぞ、が語源と推測されます。現在ではストーカーが

それに相当するようです。この人はストーカーになる

恐れがあると思われる人とは決して付き合うなと言う

事でしょう。



 アッカド語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 アッカド語 日本語   英語


 
 saha'ru   物や人を  to go around
       求めて   especially
       うろつき  in search of
       回る    something/
             someone

       お恵み   to go around
       下さいと  begging
       うろつき
       回る
       


Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France