肘は腕の一部で外側の部分

 外側の部分を内側に曲げる事は出来ない?

か難しいでしょう。外側の部分を曲げる事が

出来ます。肘は腕の外側にありそこは曲げら

れます。曲げて外側に「張り出す、突っ張る」

事も出来ます。日本語では「肘を張る」と言う

表現もあります。 外側に「突き出る」状態は

「出づ=idu」とも言います。「肘」が「外側

に出る」状態は「肘」が「idu=出づ」と表現

できるでしょう。遠くにいる人に「aidu=合図」

する時には「手を振る」と言いますが、良く見

ると「腕を振っている」事が分ります。前に腕

は「a」で表されると述べましたが「肘」に含ま

れている「hidu=hidi=肘」の「idu=出づ」で

も表されるようです。



  シュメール語とアッカド語
  のアルファベット表記は次
  の通りです。


  アッカド語   日本語     英語
  シュメール語
 (大文字表記)


  A       腕       arm


  idu      腕       arm

         側       side


  注: シュメール語の A に相当する



ペンシルバニア大学
シュメール語辞典


Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France