モウキラリン・ナー、儲けられるかな

商売は「儲けているか、損をしているか」を気にする

仕事です。「どちらか一方」です。 トントンと言う状態

は珍しいでしょう。「損得」の世界です。損か得か「二者

択一」の世界、「勝者と敗者」に別れる世界とも言えるで

しょう。儲けた場合は仕事が続けられますが、損が続くと

倒産です。 金は多少、数量、合計に関係がある言葉です。

儲ける事も「売り上げ金額が仕入れ金額より多い」状態を

表す言葉です。「儲ける=仕入れ代金を支払っても、手元

にお金が残る=支払いと手元に残る残金の二種類の数量に

関係がある言葉」と定義できます。 「儲けられるか」の

名護方言は「儲=モウ」「キラリ=kilalli」ンナーです。



  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。



  アッカド語 日本語     英語



  kilalla'n   両方    both

          二つ    two

          対     pair


          付着して  used in
          添付して  apposition
          いる状態
         を表す時
         に用いる

          二重の意味 dual
          がある


  kilalli'    数量に関する  quantifying
         代名詞     pronoun

          両方      both
         



シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
K の参照ページ
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374

Akkadian Dictioary
by
Association Assyrophile de France