舞う、回る、巡り来る季節

 地球上の殆どの地域では毎年毎年違う季節

が巡り来る、四季が感じられると思われます。

「順繰り順繰り回る」事が「当り前、普通の

事」と大昔から認識されていたのではないで

しょうか。「回る、巡る=当り前=常識」と

推測できます。決まり切った事、規則的に

起る事は英語では「regular」です。巡るに

含まれている「gu」の音と、「regular」に

含まれている「gu」の音は「gu=ku=区=

四角に、円に」描いた形、「gu=ぐ」るっと

「回る」状態を表す音ではないでしょうか。

四角の英語は「square」です。この音の中

にも「qu=区」の音が含まれています。一つ

の区域を「回る、巡る」役目の人を「巡」査

と言います。「mau=舞う」動作も行ったり、

来たりしながら、舞台を「歩き回る」動作が

多いと思われます。 「回る」の名護方言は

「maa=マー」インで、「回って」は「maaty

=マーティ」です。周囲をぐるっと「回って

帰ってくる」状態に似ているのが「鏡の反射」

でしょう。日本語では「qu=区」はある一定

広さがある行政「区域」です。


  シュメール語とヒエログリフ
  アルファベット表記は次の通りです。


  ヒエログリフ  日本語      英語
  シュメール語
 (大文字表記)

  mAaw      常、規則     regularity
          正常、正しい   correctness

  mAaty      鏡        mirror

  qu    (A)  収容能力     a unit of
          収容出来る範囲  capacity
          容器       vessel

  QU       場所      place


ヒエログリフ辞典
の参照ページ
1703

ペンシルバニア大学
シュメール語辞典