死後三年目の洗骨の後に墓へ埋葬する風習

 土葬の場合は地下に埋葬はされているものの

「亡骸」は墓の「外側」にあり、「三年間」は

「野ざらし」状態だったと推測できます。その

後で「洗骨し」それから「甕に入れ、墓に入れ

た」と推測されます。私が何故そのように思うか

と言うと、日本語には「別れ」の儀式には「3」

の数字が良く使われているからです。結婚して

親元から離れる娘とは「3・3」九度をしてか

ら「別れ」ます。 沖縄では「33」回忌迄は

子孫が「集まり」亡くなった方を偲びます。それ

で死者への回忌は終りです。野ざらしの「zalasi

=salashi=さらし=3」も33回忌の「30」も

「shala'sh=salashi」の音を含むと推測できます。


  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語   日本語     英語


  shala'sh    3        three


  shala'shu   三回する    to do for a third time
          三回する    to triple
          二回目の次   preceded by a second time

  shala'shiju  三番目     third (in sequence, size)
         (順序、大きさ)

  shala'shi'shu 三回、三度   three times


  shala'sha'   三十      thirty



シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
SH (shin) の参照ページ
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