波形、鋸の刃、歯に衣着せぬ
破ると波は篇が違うだけで旁は同じです。同じ意味
が含まれいると推測できます。 皮は外の部分、周囲を
囲っている部分、内部の物を包んでいる部分です。そこ
が「破れる」と中身は外へ出て行きます。物を破壊する
と中身は外に出ます。 「破水」すると母体の中にいる
胎児が出て来る、生まれて来ます。それを元に考えると
「表面張力で丸く或いは水平になっていた水」が、その
「均衡を破られて出来た形=波」と考えられます。「破
ると波」が同じ旁なのは当然でしょう。「均衡が破られ
た形=平坦、水平、公平で無い形=波=ha=xa」である
のが分ります。「水平でない=波形=ha=ギザギザ=歯」
です。 「ha=歯」はその物がギザギザ、波形」である
ばかりでなくそれににかかる、その餌食になる対象も
噛み「切られ」ます。鋸の「ha=刃」は対象を「切る」
為に「ギザギザの波形」です。「ha=波=歯=刃=ギザ・
ギザ、波形」です。 水瓶なども刀の「刃で切り刻まれ」
たら中身は外に流れ去るでしょう。「波、歯、刃」など
は全てヒエログリフの「ha」への当て字と推測できます。
それが分ると日本語の諺「ha=歯」に衣着せぬもヒエロ・
グリフ由来の表現だと分ります。相談は二人または二組
以上でします。結婚の話が持ち上がり、一方は話の内容
が気に入っていたのに、もう一方、他方が一方的に「ha
=破」談にしましょうと言い出したら、二の句が告げない
でしょう。「何も言えない」状態になります。
ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。
ヒエログリフ 日本語 英語
ha 歯に衣着せぬ to say everything
乾杯、水を空にする to empty (water)
何も言えない状態 be empty (of statement)
ヒエログリフ辞典
の参照ページ
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