木で鼻を括る

分った積りでも実は分っていない
表現が「木で鼻を括る」ではないで
しょうか。こに表現が分るには「ある
前提」を分る必要が有ります。「木で
出来た枝状の物=鞭=棒=悪い」状態
である事を思い出す事です。交通事故
で「首をやられ、首が動き難くなる、
回らなくなる」状態を「鞭」打ち症
と言い、「台無しになる、無駄になる、
無にする」のは「棒に振る」と言い
ます。箸にも棒にも掛からないも
「悪い」意味です。それから考えると
「犬も歩けば棒に当る」は「災難に逢う」
のが元々の意味だと推測できます。
「木で出来た鞭、棒、柄=悪い」と
言う観念は普通の日本人には直ぐには
浮かばないですが、言葉や諺を分析
すると分ってきます。一番簡単な方法
ヒエログリフを学ぶ事です。一つ
の音の「a」が「a=悪」し、も「木
で出来た鞭、棒、柄」を表します。
良く無い態度の人は横車を押す、
横「柄」な人です。


ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。