ムラサキシキミをムラサキシキブと呼ぶ人が多いようです

紫の小さな花が咲きその後で
「小さい=siki」「mi=実」が
なる木を「ムラサキシキミ」と
言います。その木の名前が
何時の間にかムラサキシキブ
に変っています。今では元の
名前のムラサキシキミで呼ぶ
人は少ないようです。私は
約3年前にこの花の名前を
ムラサキシキブと教えて貰い
一度でその名前は覚えたので
すが、似た花が幾つかあります
ので区別が出来ない場合が
あります。中村浩氏の花の名前
の由来を何度も読んでいます。
「siki=小さい、少ない、1」の
意味は1年半前から知っていた
のですが、ムラサキシキミと結び
付けられませんでした。一つ一つ
の言葉の意味は分ってもそれを別
の言葉と結びつけるのはそう簡単
ではないようです。人間は一度だけ
死にますので「葬式」は「一度」
です。「成人式も一生に一度」だけ
です。「siki=1=最小回数」です。
名護市は区で区分けされています。
各個人のお家は一番小さい土地の
単位の屋敷に立てられます。敷地の
「siki=敷」は一番「小さい」単位で
あるのが分ります。「小さい=siki」
への当て字が「式、敷」であるのが
分ります。石畳の道は「小さい」石
が「siki=敷き」詰められて出来て
います。大きな石を敷石として使う
のは大変でしょう。それが分ると
ムラサキ・シキ・ミは「紫の」
「小さい実」が生る木であるのが
分ります。こんなに分り易い名前を
どうしてムラサキシキブに変えたの
でしょうか。私は逆にその理由が
知りたいです。「m=b」、「i=y=u」
ですので「sikimi=sikibu」の変化は
普通ですが、わざわざそう変える理由
があったのでしょうか。

トルコ語では次の通りです。

siki = 細かい、きつく締めている、より強く締めている、近い、良く合っている、ピッタリの、細心の注意で、注意深く、
英語では fine, tight, tighter, close, close-fitting, careful