萩の木とミーハギー

萩の木には赤紫色の「小さい」花が咲きます。「萩=hagi」の「g」の音は「ジャ」行音で発音される
場合もあります。「ga=gya=za」に変化します。 「hagi=hazi」なら「azi」が含まれているので「小さい」
のが分ります。萩を調べると「低木」で赤紫の「小さい花」が咲くのが分ります。萩餅、即ち「おはぎ」には
「小豆=azu-ki」が含まれます。目の病気に罹ると目が「赤く」なり、目を「大きく開けられません」。目の
病気や目が大きく開けられない目の症状を表す言葉に「agi=azi」が入っていても不思議ではありません。
目の病気に罹り、目が赤くなり目をショボショボさせている人を沖縄方言では目「ハガー=haga'」又はミー・
「ハギー=hagi'」と言います。ハガやハギは剥がれている、禿げている状態を表す言葉と同じです。「剥がれる」
と「小さく」なり、「禿げる」と「少なく、薄く」なります。万葉集には萩の歌がたくさん載っているそうです。
これらの歌の「萩」は「散る」と一緒に歌われている場合が多いようです。花は「散る」と「落下」します。
散り散りばらばらになるというように「散る」は「小さくなる」状態を表す言葉です。

トルコ語では次の通りです。

az = 小さい、低い、少し、少ない
英語では little,