表現と実現の語源、言う人は数多く見るが日の目を見る人は少ない

「言うは易く行うは難し」と言われて
います。 別の言葉では「表現」は誰でも
出来るが言った事を「実現」できる人は
僅かと言えます。「言=gem=gm=見つ
ける=見る=見える=日の目を見る=現」
は同じ意味を表す言葉だと分かります。

吟味の語源、口では無くて見て善悪を決める事

吟味は「口偏」の漢字ですので
食べて「良し悪し」を決める事
だと思ってしまいますが当て字
の間違いでしょう。「gm=gim
=偽無」実は実の中身があるか
殻だけの空っぽか開けて「見る、
調べる」事でしょう。

新緑の語源、木の同義語

「新」と同じ漢字の部首を含む言葉
に「薪」があります。「薪」は「木の
枝」などを切り落とし「細かく割り」
「燃え易い」ようにした物です。「木
の変化形」が「薪」です。詰り「木=
shn=shin=新=薪=木の変化形」で
ある事が分かります。

心臓と譜代の語源、血液の関連用語

心臓から血液は体の隅々まで血管を
通り運ばれています。「先祖から代々
同じ血が流れている」状態を表す言葉
に「譜代」があります。「心臓」と
「譜代」の前の部分をくっ付けた言葉
「心=sin=sn」「f=fu=譜」は「血」
と関係があると推測されます。

奇岩の語源、多くの人が見たがる景色

なぜ珍しい岩を「ki-gm=ki-gam=奇岩」
と言うか理由が分かりました。 普通の岩
を「見たい」と言う人は居ないでしょう。
しかし、命名が良くて「ki-gm=ki-gam
奇岩」と認められると「観光客」が増える
ようです。沖縄県の、古宇利島は島全体が
有名になり観光客が増えていますが、夫婦
岩と名付けられた岩も「奇岩」として観光
客の増加に寄与しているようです。

彼岸の語源、見え無い場所

「彼岸」の意味も「見る=gmgam
岸」の意味が分かると簡単に理解できます。
この世の人が「見えない」所が「彼岸」で
す。別の表現では「もう物が見えなくなっ
た人=永眠した人」が、三途の川を渡って
逝く所が「彼岸」です。

アギマー・フン、急かす、早く姿や金を見せろ

どう言う時に他人に「早くしなさい」
と「急かす」のでしょうか。何処かへ行く
時などに自分を含め多くの人は準備が出来
ているのに「一人や二人」などの動作が遅
いと「早くしなさい」と急かす」と考えら
れます。名護方言では「a-gm=a-gima=
アギマー」フンと言います。早く皆が待っ
ている出発点に姿を「見せなさい」と言う
意味が含まれていると推測されます。この
表現は金を借りて返済日までに「返さな
かった」人に「早く返せ、俺の貸した金
を返して見せろ」と言う時にも使います。

群れ雲の語源、同義語の並列

「人混み」の中に沢山の人が「見ら
れる」状態を表す表す「見られる=gm
=gomi=混み」合っている状態を表す
言葉が含まれていると述べました。人
が沢山集まっている状態は「群れ」と
も言います。「gm=gum=群」「衆=
集」の「gm=gum=群」です。「群」
の音は「沢山」「見られる」「雲」
や「星」にも使います。群れ「雲=
gumo=gm」や「ムリ=群れ」「星
=ブシ」です。「gm=gum=群星」
とも言います。

事実の語源、人間の意思の伝達方法

蝶や蛾は特定の植物の葉を食べて
大きくなります。側に親も居ないし
言葉では知らせていないのに、昆虫
などは、どうして大きくなり、蛹に
なり羽化して卵を産む時に同じ植物
に卵を産む事が出来るのでしょうか。

前かがみと地面の語源、屈むと見える所は地面

「鏡」は自分の顔を「見る」為の「道具」
と述べました。「見る=gm=gami=ガミ」
を含む言葉は「ガム」に変っても「見る」
と「見る」の否定を表す事が分かります。
前「かがみ=ka-gami=ka-gm」になると
「見える」所は「gm=gime=ジメ」ン、
地面です。「屈む=ka-gamu=ka-gm
前は見えない、地面だけ見える」状態で
ある事が分かります。

アジマーの語源、多くの人が行き交う姿が見える交差点

田舎の一本道で「人に会う」機会は
少ないでしょう。逆に都会の「交差点」
では多くの人が、行き交う姿を「見る」
でしょう。「交差点」を表す沖縄方言
の、「a-gm=a-gima=アジマー」には
「見る=gm=gima=ジマー」が含まれ
ています。

アジメーの語源、偉いお方がお見えになられる

「偉い方」は「お見え」になられると
表現されます。「見える=gm=gime=
ジメ」を含む言葉で、「お偉方」を表す
言葉が普通語にあるでしょうか。 沖縄
方言にある事に気づきました。首里方言
辞典を見ると「a-gm=a-gime=按司
=統治者」です。